top of page

経営コンサルタント視点の映画感想文#2「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」

介護業界のBCPについての記事の前に。

映画感想文を。



ネタバレはありません。

子供と、「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」を見に行きました。


非常に深いというか、考えました。

「自分」というものをきちんと知らないといけないということです。


何が幸せか?ということにもなりますが、

まずはしっかりと自分を認識しましょうよ、ということが大きな柱だったかと思います。


自分の強み(長所)、自分の弱み(短所)があるから、「自分」なんだと。

それにより、相手から言われるがままではなく、きちんと相手と握手をして、対等な形で、そして笑っていくという、大切なことが描かれていたのかなと。


現在、金融面、政治面、多くのところで色々なことが生じています

いつ何が起こるかはわかりません。


そのような時、きちんと「自己分析」、会社であれば「自社分析」が大切なんだと感じています。

不確実性が多く存在している昨今、自分、会社の基礎を守っていかないといけません。


特に会社であれば、自社の「基礎=当たり前な部分=強み」をお客様は選んでくれていたところがあります。


特に自社の基礎を意識しないといけない場面が、「事業承継」であると思います。

社長が急にいなくなるということは、取引先が頼りにしていた「会社の顔」がいなくなることに等しい場合が多くあります。

当然、担当者同士が窓口ではありますが、社長が築き上げてきたもの、それに取引先はついてきてくれているケースが往々にしてあります。

社長こそ、会社の基礎なのかもしれません。


でもその基礎が急に無くなってしまったらどうすればよいか?

会社の基礎に対して振り向いてくれている取引先が、急に離れてしまう可能性もあります。


なので自社分析により、基礎を意識しないといけません。

事業承継を考えるということは、広義の意味でのBCPです。


また、基礎をきちんと理解することにより、自社が新しいビジネスを構築する時に、何ができるか?ということを考える「フレーム」になります。


経営革新計画を例にとると、なぜ、自社がその事業をやるのか?その理由は何なのか?

自社の基礎=当たり前=強みがベースとなるからこそ、自社が新しい事業を行うことができるのです。


自社分析は、攻めの戦略から守りの戦略までを一本の線にする、一つの中心点です。

個人についても、同様です。

会社も個人も同じ考え方ができると思います。


自社も自分も、まず「自社というもの、自分というもの」を知っておかないといけないと思います。


そこから、できること、できないこと、得意なこと、不得意なこと、自慢できること、自慢できないことなど分けていき、自社や自分が進むべき道を選択できるのかなと考えます。


惰性で生きることは誰でもできます。

しかし、不確実性の多い時代に入った今、信じるのは自分自身なのかと思います。


そのために、自社分析、自己分析が必要であると感じる今日この頃です。

最新記事

すべて表示
経営コンサルタント視点の映画感想文#8 007シリーズ

こんにちは、SACCEED CONSULTING代表の田中です コンサル視点の映画感想文をもっと更新しようと思っているのですが、 開業後からまだ8回と こちらも続けていきたいと思っています 今回は007シリーズ 私は007シリーズが大好きでして...

 
 
 
経営コンサルタント視点の映画感想文#6 帰ってきた あぶない刑事(ネタバレ無し):タカとユージの経営革新ムービー

こんにちは、SACCEED CONSULTINGです。 あぶない刑事を(正確には「もっとあぶない刑事」から)を見て来て、特に再放送で録画して何度も見て来て、映画版を何度も繰り返し見て来て、 あぶない刑事、大好きな代表です。 FOREVERの時が中学くらいだったかな?...

 
 
 

コメント


bottom of page